野草・山野草の部
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子どもの頃、野山に出かけて、野草や山野草をとってきて、 おままごとや、いろいろな遊びに使った経験のある方も多いのではないでしょうか。 近頃はそうした野山も減ってきて、野草の生えている風景は日本の懐かしい風景になりつつあります。 でも、街中のちょっとした空き地などに目を留めてみると、あちこちに野草が生えているのに気がついたりします。 最も身近な草花、日本の原風景でもある野山の草花、 こうした存在にちょっと目をとめてみるのも、なかなかいいものです。
スローライフと野草
最近、スローライフやロハス(LOHAS)という言葉をよく耳にしますね。
便利さ、効率優先のこれまでの暮らし方を反省して、
地元で取れたものを食べる、おばあちゃんやお母さんから受け継いだ手をかけた暮らし方をする、
そういう昔ながらの暮らし方が、見直されてきているのです。
季節の変化を感じ取り、ゆったりと身の回りの自然を見つめながら暮らすということも
そういうスローな暮らし方の一つですね。
これまで足早に通り過ぎていた道端の草花、木々に目を向けて見ましょう。
咲いている野草、木々の葉の色の移り変わりに、季節の変化を感じ取ることができます。
そういう暮らし方の豊かさを、いまたくさんの日本人が感じてきています。
たとえば七草粥のように、摘んだ野草が食卓にのぼるという昔ながらの食生活を実践してみるのも季節感がありよいものですね。
春にはよもぎを摘んでお餅を作る、というのもまた素敵です。
春の七草、秋の七草
春の七草は、1月7日に七草粥としていただく風習があります。
平安時代に四辻の左大臣が「せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ
すずな すずしろ これぞ七草」と詠んで以来、春の七草として定着したと言われます。
すずなはかぶ、すずしろは大根のことです。
秋の七草は、山上憶良が万葉集に、
「秋の野に 咲きたる花を 指折り かき数ふれば 七種の花」
「萩の花 尾花葛花 なでしこの花 女郎花 また藤袴朝がほの花」
と連続して詠んだ2首が始まりだと言われます。
日本の季節を彩る春の七草、秋の七草は、日本の野草の代表です。
野草の植物図鑑
